書評:親子の法則(1)

はいどうも^^

最近,家から出なすぎて

足に座りダコが出来ているくるひさです😅モットアルケ

 

今回の書評は「親子の法則」という本です

これは,親子関係心理学の専門家の

三凛さとしさんの書かれた本です

 

この本のテーマは

「親との関係性を振り返ることで,自分を見直そう」

ということです

 

第1章のサブタイトルには

「人生の9割は親との関係で決まる」

とパンチのあるフレーズが目を惹きます😅

 

著者によると

それくらい「幼少期に親から受ける影響は絶大である」

ということになります

親のちょっとした一言や行動が

その人の「人生脚本」となり

大人になってからの

考え方や行動パターンに大きく影響するそうです

 

幼少期に受けた小さなトゲは

いわゆるアダルトチルドレンに見られる

自信のなさや,生きづらさ,人間関係の問題などにつながります

 

頭では納得した気でいても

心には癒されない感情としていつまでも残っているのです

これを「親ブロック」と定義づけていて

私には恨みや呪いに近い,心の束縛のような印象を受けました

 

著者によると親ブロックには

「父性性由来のもの」と「母性性由来のもの」があるそうです

男女平等の時代にうんぬんかんぬんは置いといて

ここでは父性性とは男らしさ,母性性とは女らしさ

とシンプルに捉えていいと思います😅

 

父親との関係性に問題があれば,父性性由来の問題

母親との関係性に問題があれば,母性性由来の問題

が出る可能性が高いとのこと

 

ただし,個人によってどちらが強く出やすいかは違うので

単純に身体的な性別ではなく

そういった役割で分けて考えた方がいいかなと思いました

くるひさ家も父の方が母性性が高く,母の方が父性性が高かったので

最初は違和感があったのですが,入れ替えたら頭がスッキリしました😄

 

さて

父性性に問題を抱えると

仕事や自信,金銭面,人間関係(主に上司や目上の人)に影響が出やすくなります

 

母性性に問題を抱えると

恋愛面や自己承認,幸福感,人間関係(主に横のつながり)に影響が出やすくなります

 

これは付属のチェックリストでわかるのですが

人によって

どちらかの問題が強く出る場合もありますし

くるひさのようにどちらも高得点を叩き出す場合があります😅ヤッタゼ

 

現象として見える問題点や生きづらさは多岐にわたるのですが

根本を振り返ってみると

この2軸に帰結しているという概念は

面白い捉え方だなと感じました

 

では,現状がわかったところで

どうしたらええんや?🧐

となりますよね

著者は「親捨て」をしましょうと勧めています

 

親捨てという言葉もパンチがありますが

「親に対する先入観を捨てて,ありのままに見ましょう」

ということです

 

親捨てをすることで

親から受けた心の傷を癒やし,「親ブロック」を外して

自分の価値観で自分らしく生きれるようになるのです

 

著者はこの作業を

「親捨てワーク」

と呼んでいて

この本の最も重要なところです

 

親捨てワークは8ステップあります

1.ネガティブ感情の源を明らかにする

2.親への「不幸の手紙」を書く

3.自分も同じことをしていたと自覚する

4.親の行為が自分の助けになっていたことを知る

5.自分の行為が他者にも利益をもたらしたと考える

6.親は正反対の性質も持っていたことに気づく

7.愛されていた証拠集めをする

8.親への「感謝の手紙」を書く

です

 

このワークは人間行動学者でありジョン・ディマティーニ氏が考案した

「ディマティーニ・メソッド」をベースに作られたものだそうです

このメソッドは

「人生に起こる出来事の全ては,私たち人間が解釈を加えるまでは全くニュートラルなものだ」

というのを原則としているとのこと

 

自分なりに解釈すると

このメソッドを通じて

親との関係性をマイナスからゼロにしたら楽になるよ

ということかなと思いました

 

この「親捨てワーク」はセルフで完結します

なので,実際に書いた「不幸の手紙」を親に送りつけなくていいですし

「感謝の手紙」も渡さなくてもいいですw

まあ,感謝の方は渡してもいいかもですけどね^^

 

くるひさもこの「親捨てワーク」をやってみたのですが

父と母の2人分ありまして・・・

質・量ともに大変でした・・・_:(´ཀ`」 ∠):

 

そして,また文章量が多くなり過ぎますので

やってみた体験は

明日分に記載したいと思います😅ケッコウタイヘンダッタ

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