書評:メンタルヤバめをやめられる本

はいどうも^^

最近,謎の頭痛が痛いけど

治し方がわからないので放置しているくるひさです😅

 

今日は初めての書評をやっていきます^^

今回紹介するのは,「メンタルヤバめをやめられる本」です

著者である池田由芽さんは

Instagramを中心に

アダルトチルドレン専門の心理カンセラーとして活躍されている方です😄

 

この本のテーマを一言で表すと「自分応援を始めよう」ということです

アダルトチルドレンの人たちは

自分を攻めたり,悲観したり,自信がなかったりと

自分を認めてあげることが苦手な人たちです

 

認めることができない原因は

幼少期(0-6歳くらい)に

十分な承認や自己実現,他者の幸福へという

3つの願いが

満たされなかったことに由来すると書かれています

 

この本はそういったアダルトチルドレンの人たちが抱える

心の癖や感情の原因について丁寧に解説し

どのように改善,解決していくかを5STEPに分けて

徐々に自分応援ができるように促す構成となっています

 

アダルトチルドレンであるくるひさにとっては

あるあるネタ満載の本だったので

オススメポイントは多いのですが

特に印象に残った点について触れていきたいと思います^^

 

著者は普段出てくる思考を枝葉

その思考が出てくる源を価値観とし,幹であると比喩しています

そして,価値観とは生まれつきのものではなく

幼少期(0-6歳くらい)に形成されるものであり

それを作りだすのが第0感情であると説明しています

この第0感情が木で言えば根っこのところであり

全ての原因でもあるとしています

 

この第0感情という深層心理を言語化したことに驚きました😄

人にはポジティブ感情とネガティブ感情があり

ネガティブ感情はいくつかの層になっているそうです

 

表層部に第2感情という攻撃的な感情(怒り,憎しみ,嫉妬など)

その内側に,第1感情という悲観的な感情(悲しみ,寂しさ,恐怖など)

の感情たちがあるらしいです

 

なので,怒っている人はなぜ怒っているかというと

第1感情である(悲しいとか,寂しいとか,つらいとか)

それらが満たされないために第2感情である怒りという形で表現する

という仕組みなのです

 

例えば成功した人を見て

イラつくなあ,失敗すればいいのにという嫉妬心が出てきたとします

これは自分は成功してない「悲しい,寂しい,不安,つらいなど」という第1感情を

「嫉妬」という第2感情で表現しているということです

 

ここでSNSなどで,意味もなく誹謗中傷コメントを書いたりすると(行動)

自分はこんなしょうもないことを書いてしまった,最低なやつだ(悩み化,自己肯定感低下)

となってしまいます

嫉妬して誹謗中傷してしまうのは手段で,本当は悲しいからなのです😭

 

コンビニでレジが遅くてブチギレているおじさんも😤

本当は早く対応してくれなくてつらい,悲しいという感情を

怒りという表現にしてるだけっだんですねw

 

余談はさておきw

この著者がすごいのは第1感情をさらに深ぼっていったところです

何で悲しいのか?何でつらいのか??

そうやって深掘りをしていく中で,ついに第0感情を見つけました(言語化した)

 

第0感情とは,「子供の時代の願い」のことです

 

先ほどの嫉妬心の例で考えるならば

子供の頃にがんばったのに

「お前には無理だよ,できないよ!」

と親に認められず悲しい思いをしたとします

そこで満たされなかった感情,願いが根底にあるために

自分は頑張ってもできないという価値観が形成されます

 

だから,がんばって成功した人のエピソードを見ると

自分は褒められなかった→悲しい→自分には出来ない→

成功している人を見る→激しく嫉妬する→SNSに誹謗中傷を書き込む→落ちこむ

といった流れを生み出してしまうのです

 

うまくいかなかった時

「大丈夫!次やったらできるよ!!」って応援して欲しかった

そうやって第0感情が満たされていれば

恐怖感も不安感も生まれないので

何度でも挑戦していずれ成功につながります

もしできなかったとしても

第0感情は満たされているので自分を認めて生きていけるのです

 

ちょっと待ってよと

子供の頃に認めてもらえなかったから

こんな自分に困っているのに😒(第1感情)

もう過去は変えられないじゃないか!!😤(第2感情)

と思われるかもしれません

 

でも,大丈夫です^^

冒頭にも書いたように

この本のテーマは「自分応援を始めよう」です

 

自分を見つめ直すことで

そういった第0感情を自分で満たすことができるようになります

 

5STEPに分かれていて

一つずつ向き合うことで

どこかの章が必ず自分に当てはまるかと思います

 

個人的には第2章の完璧主義より完了主義という部分

アダルトチルドレンの人たちは完璧主義だけど

じゃあ具体的なゴールは?と聞かれると答えられない人が多いらしいです

私もそうです;;

 

自分を認めてないと常に完璧を求めて疲弊してしまうんですよね_:(´ཀ`」 ∠):

なので,一定の期限を決めて,そこででた結果が最良であると区切るということ

この部分は終わりを決められないで困っている人には目から鱗かもしれません😭

 

もう一つは第4章の投影の部分

自分が苦手な人は自分の写し鏡というもの

私はエゴで人を傷つけたり,合理的な判断をしない人たちが嫌いです

 

でも,これは裏返すと

エゴ(自我,自由意志)に従って生きられていない自分にとって

エゴで傷つけるのは良くないけども

エゴに従って,自由意志で生きている人たちを羨ましいと感じていたことに気づけました

 

そうか,自分で自由意志を抑制していたから

そうやってわがままに振る舞う人が

目についていたんだなと気づくことができました^^

 

この本は

人の心というわかりにくい部分に

図解も多く取り入れてあって

丁寧に説明してくれている良書です

 

ぜひ,一読してみてはいかがでしょうか?😄スグヨメルヨ

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