はいどうも^^
昨日は久しぶりに外を歩いて
秋めいてきたなあと感じたくるひさです😄
では,今回は「親捨てワーク」をやってみた
ということで順を追って振り返ってみます
おさらいですが
「親捨てワーク」は8ステップあります
1.ネガティブ感情の源を明らかにする
2.親への「不幸の手紙」を書く
3.自分も同じことをしていたと自覚する
4.親の行為が自分の助けになっていたことを知る
5.自分の行為が他者にも利益をもたらしたと考える
6.親は正反対の性質も持っていたことに気づく
7.愛されていた証拠集めをする
8.親への「感謝の手紙」を書く
工程が多く,両親2人分なので若干割愛しながら書いていきますね😅
ちなみに私の場合は
父の印象は薄く,母がとても厳しく怖かったです
なので,父性性と母性性が逆転している感じでした
ワーク1.ネガティブ感情の源を明らかにする
このワークはあくまで「客観的事実」を記載していくワークです
ネガティブ感情を抱いた「その瞬間」に戻ることが大切です
父親
9歳頃 酔っ払ってトイレで大声出していて恐怖を感じた
10歳頃 泥酔して鍋を真っ黒焦げになるまで火をかけてボヤ騒ぎが起きた
母親
6歳頃 下校中アイスを買い食いしてたら激怒された.友人もいた.
7歳頃 兄弟喧嘩で弟を踏んだら母に同じ目に遭えと腹を蹴られた.
18歳頃 料理人になりたい,教師になりたいと言ったら
「お前は根性ないから料理人になれるわけない」
「教師なんて就職口がない」と否定された
19歳 生牡蠣にあたって死にそうなくらい腹痛だったけど
母は電話に夢中ですぐに助けてくれなかった.父が助けてくれた.
ワーク2.親に「不幸の手紙」を書く
このワークでは主観を全開にして思いのまま書きまくりますw
全文は書けないので一部分を載せておきます
父さんへ
あなたは酒を飲んでは変な行動を繰り返していました.
子供心にそれが怖くて,気持ち悪いと思ってました.
あまりお父さんらしいことをしてもらった記憶がありません
キャッチボールとか何気ない会話とかもっとしたかった.
正直,何考えてるかわかりにくいし,いつも夫婦喧嘩をしてたよね・・・
みたいな感じです😅
ワーク3.自分も同じことをしていたと自覚する
ここでは親に傷つけられたのと同様に
自分も人に対して傷つけてしまったことを思い出します
「親があなたにしたことと同じようなこと」がポイントです
私は無限にありましたw
書き方の例としては
17歳頃 部活の先輩に楯突いて,顧問に怒られた
25歳頃 付き合っても長続きせず,すぐに別れることを繰り返していた
33歳頃 上司に注意されてから,反抗的な態度をとるようになった
みたいな感じです
個別に書くと多過ぎるのでまとめると
人との付き合いが下手ですぐに縁が切れた
恋愛遍歴を繰り返していた
上司との関係がうまくいかず,喧嘩して退職することが多かった
組織のルールを無視して好き勝手やっていた
都合の悪いことは隠していた
相手の気持ちを汲むことが少なかった
などです😅
このワークをしていて
本当に皆様にご迷惑をおかけしていた
と実感し過ぎるくらい反省しました😭ゴメンナサイx100
ワーク4.親の行為が自分の助けになっていたことを知る
これはワーク1で書いた親の嫌だった行為がもたらしていた
「メリット」について書くということです
嫌なことによるメリット??
となるかもしれません
私の場合,父は酒を飲むと気持ち悪い行動をとるという印象が強かったのですが
基本的には物静かで知的で放任的なタイプでした
そのため父から
頭ごなしに何かを強要されたことはないですし
怒られた記憶もありません
また,読書家で家には本が山のようにあったので
自然と自分も読書習慣が付き
自分の自由な発想を邪魔されることがなく
内省が進み俯瞰的に物事を見れるようになった
というメリットはあったかなと思います
母は幼少期はめちゃくちゃ怖かったので
毎日怯えていたのですが
とにかく実務能力が高く
何でもテキパキこなせるタイプだったので
そういった部分で苦労をかけられたことは
なかったなという印象があります
とりあえず母に任せておけば
何とかしてくれるという安心感はありました(今でもあります)
そのためか物事を合理的に判断する
ということを学べたかもしれません
注意点として,反面教師としてはいけないとのこと
例えば,父親は酒を飲んで気持ち悪い行動をとっていた
なので自分は酒の席では控えめにすると決心しただと
飲酒による父親への否定は消えていないのでダメだそうです
ワーク5.自分の行為が他者にも利益をもたらしたと考える
このワークはとてもユニークでした
自分がやってしまったと思われる行動を
あえて肯定的に捉え直すものです😄
くるひさの場合なら
17歳頃 部活の先輩に楯突いて,顧問に怒られた
→先輩たちが部活運営について考えるきっかけを作った
25歳頃 付き合っても長続きせず,すぐに別れることを繰り返していた
→相手は自分とは合わない人を早めに理解することができた
33歳頃 上司に注意されてから,反抗的な態度をとるようになった
→上司は部下への叱り方を間違えると良くないことを学べた
はい,めっちゃパワープレイですよねw
ずっとやっているとめちゃくちゃ過ぎて
逆に笑えてきますよ😅
自分としては一番おもしろいワークでしたww
ワーク6.親は正反対の性質も持っていたことに気づく
このワークはあなたが親に対して嫌だと思っている性質とは
正反対の性質を感じた時を思い出すワークです
ここは少しわかりにくかったですけど・・・
くるひさの場合なら
父は放任で子供に関心がないのだと思っていました
つまり「無関心」という一面です
しかし,父は私が困った時は
静かに当たり前のように必ず助けてくれていました
大学や大学院の学費を工面してくれたことや
生牡蠣にあたって死にそうになっている時も
仕事で疲れて帰ったばかりでも
隣町の救急病院まで真夜中に送ってくれました
さも当然のように淡々とやってくれていました
決して「無関心」という一面だけはなかったのです
ワーク7.愛されていた証拠集めをする
これは結構思い出しやすいことかもしれません
ご飯を作ってくれたとか
病気の時看病してくれたとか
そういった小さなことでも
愛されていた証拠を納得いくまでかき集めていきます
くるひさの一例ですと
父親
基本的に叩かれたりしたことがない
怒られた記憶もない
常に子供の意思を尊重してくれていた
母親
忙しくてもご飯を作ってくれていた
卒園式に送迎してくれた
パートでたくさん働いてくれた
などです
自分は間違いなく父親,母親に愛されてきたんだと
100%納得出来るまで挙げてください
くるひさは30-40個くらいは出てきました
ワーク8.親への「感謝の手紙」を書く
これが最後のステップです
今まで恨みつらみを感じていた親に対して
感謝の気持ちが湧いていると思います
その想いを素直に解放して書きまくります
参考までにくるひさの手紙を一部載せておきます
全文は恥ずかしいのでご勘弁ください😅
父さんへ
今日ワークを通して,父さんが自由意志を尊重してくれていたことに気がつきました
放任で無責任な父親だと勘違いしていました
父さんは僕が困った時はいつでも助けてくれていました
生牡蠣にあたって死ぬと思った時も
仕事で疲れているのに病院まで連れて行ってくれました
大学に行く時も家計に余裕なんてないのにお金を作ってくれました
いい歳して勝手に大学院に行って
学費が足りなくなった僕を援助してくれました
実家に帰るといつもやさしく見守ってくれていますよね
(この先は載せるか迷ったところですが,このワークで一番涙したところであり
みなさんの参考になるかもですので,途中までですが勇気を持ってあえて載せておきます)
この手紙を書く中で
父さんが人間関係のトラブルで
鬱病になった時のことを思い出しました
祖父母の家で療養することになって
駅までお見送りに行きました
遠ざかっていく電車の中で
父さんが申し訳なさそうに手を合わせて謝っている光景を
僕は一生忘れないと思います
父さんは常に子供に迷惑をかけないようにしていました
そのことを僕は心のどこかで理解していたけど
こんな風に言葉に出来なかったから
しっかりと認識できていなかったんだと思います
自分が同じように鬱状態になったとしたら
自分の子供に手を合わせる余裕なんてないと思います
父さんは本当に優しい人だと思います
(これ以上は恥ずかしいので割愛させていただきますね😅)
最後は今まで育ててくれてありがとう
今度一緒にお酒を飲もうと書いて締めとしました^^
母にも同じような手紙を書きました^^
書く前は母の方にウェイトが偏るかと思っていたのですが
不思議と父の方が感情の振れ幅が大きくて驚きました😅
「親捨てワーク」をすることで
自分が無意識に思い込んでいた「親ブロック」に気づいて
自分自身でその解釈を見つめ直す
そうすることで自分の中にあった
わだかまりが少し溶けていくような
そんな実感がありました😄
自分にも「親ブロック」があるかも・・・
と感じた方は
一度試してみるとよいかもしれません
きっと新しい発見が見つかるはずです😄メッチャナイタワ
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